紺屋高尾改、ジーンズ屋ようこたん(こうやたかお、あらため)
おはよーございます!
本日6/11(日)天候は曇りでございます。
あまり天候がよろしくないので、岡山市に留まることにします。
ということで
ヒッチハイク104日目終わりです!!
というのも味気ないので倉敷の染物屋にまつわるお話をしたいと思います(笑)
自分がヒッチハイクで日本一周しようと思ったきっかけの一つでもあります。
以前宮崎県の日南ではソラニンにまつわるきっかけ編だったのですが、今回は倉敷にまつわる、というか倉敷を舞台を落語にした「紺屋高尾改ジーンズ屋ようこたん」という落語をした風呂屋きんぎょ、あらため、三代目女難亭愛狂(じょなんてい あいきょう)先輩と僕とのお話です。
※参照〜宮崎のソラニン〜
6年越しのソラニン〜宮崎の鵜戸神宮にて〜 - 留年確定したからヒッチハイクで日本一周してくるわ
※※※
〜千葉大落研の前座名、高座名について〜
落研に入ると、落研だけで使われる名前がありまして、最初は前座名というものを先輩につけてもらえます。風呂屋きんぎょや僕だったら、花乃家はくばです。はくば、、、うん。つけられたもんはしょうがないです、、笑
その後、高座名というものを自分でつくったり、先輩からもらったりできます。きんぎょさんは三代目女難亭愛狂なので、前に二人の愛狂の先輩がいたということです。僕は初代目出亭狗頭(めでてい くず)です。自分で作りました。後輩が目出亭狗頭を継ぎたい!!と言って僕がOKを出せば、晴れて二代目目出亭狗頭が誕生します。という仕組みで千葉大落研は約50年の歴史を紡いでいます。最高で10代続いてる高座名なんかもあります。
※※※
そもそも僕は千葉大学でお笑いサークルと落語研究会に入っており、漫才やコント、落語をやっています。
落語とお笑いどっちもやってるというのは、もう血迷ったというか、、、笑笑
最初、千葉大学に入る際、お笑いサークルなんてものはないだろうと思い、お笑いに近い落語をやろうと思っておりました。
しかし、千葉大のサークル紹介を見たらお笑いサークルあるではないですか、、
お笑いという高嶺の花を諦めて、手軽に付き合えそうな落語にしようと決めた時に、いきなり猛烈に高嶺の花だったお笑いからアプローチを受けてどーすればいいんだとなってる状況でした(笑)
結局決め手は、きんぎょさんの落語を見たからなんですね。
その落語が「紺屋高尾改ジーンズ屋ようこたん」という倉敷の染物屋を舞台にした現代落語でした。
※※※
〜現代落語とは〜
落語にはざっくりいうと古典落語と現代落語があり、古典落語は江戸時代が舞台で、現代落語は読んで字のごとく現代を舞台にした落語のことです。
落語を初めて聞く人にはとっつきやすいので、現代落語をオススメしています。
ちなみにジーンズ屋ようこたんという落語はアイドルとか出てきます(笑)
※※※
落語やってみたいなぁ、、的な感じのノリで見たきんぎょさんのジーンズ屋ようこたんの衝撃は今でも忘れられません。
落語ってこんなに面白くて、深いものなの、、??!!!
こんな落語やってみたいな、、
それが決め手で落研に入ることを決めました。
(きんぎょさんとは全く違う芸風ですけどね、、笑)
それから半年後の11月の大祭、、自分がヒッチハイクで日本一周しようと思うきっかけの一つになる落語をきんぎょさんはやるのでした。
大学祭は4日間あるのですが、きんぎょさんは会長なので、4日目の一番最後に落語をして、締めくくります。
また大祭祭の舞台がまたいいんですよ。
普通の教室を1日かけて寄席会場に作り変えます。
やばくないですか?
これが普通の教室なんですよ?!
この会場でやる落語は本当に特別です。
そして千秋楽のトリで持ってきたのが
「鬼の背参り」という落語でした。
愛狂が作り出す想像の世界、、
ピシリと張り詰めた空気、、
一挙手一投足に引き込まれる、、
笑いで体の芯が震える、、
そして自然と涙が、、、
落語で泣くとは思いませんでした。
濃密な50分でした。
この時に経験した、あの感覚、、
これがLive感か、、、!!
この時、あの場所だからできた一瞬の芸、、
これほど感銘を受けたことはありませんでした。
この時から現場で体感することの重要性を身をもって体感したのでした。
時間があるうちに日本を体感したい。
日本の自然、文化を感じたい。
その思いが日本一周に駆り立てるのでした。
大好きなきんぎょさんと。
あ、僕の落語載せときますね!
6つぐらいある、きっかけの一つ、
・生で直接体験することは大事だという考えがあった
でした。
それでは!!
乗せてくださった車0台(累計149台)
出会ってくれた方々0人(累計357人)
移動距離0km